2014年12月26日金曜日

2014年を振り返って。


クリスマスも過ぎ、早いもので今年も残すところあとわずかになりました。
みなさまにとってこの一年はいかがでしたでしょうか?

毎年今年の漢字というのをやってますが、1年間あれば大概良かったことも残念だったことも楽しかったことも辛かったこともいろいろあるものだし、選ばれた漢字を見るといつもその一文字だけじゃあねーだろとモヤモヤします(今年の漢字は『税』だとか…)。

一文字で表すならば、全体的に見て『上』『中』『並』とか『吉』『凶』『良』『悪』などで程度を表すぐらいしか納得のいく漢字はないような気がしますが、個人的に今年の漢字を無理矢理考えてみると『困』に辿り着きました。今年一年を振り返ってみると、参ったなぁ、困ったなぁ、という感じの出来事が目立った年でした。


というわけで突然ですが全く個人的な今年の三大ニュースを発表します。


①阿蘇山噴火。

今年は前半の3月中旬までと8月の終わりから現在も火口周辺1kmの立入規制が続いております。阿蘇ベースがオープンしてからも火口周辺立入規制は何度かあり、小規模噴火と言われる噴火なのかいつもの噴煙が少し多いかなあくらいしか素人目には分からないような噴火は何度かあったようですが、今回のものは22年ぶりのストロンボリ式噴火とのことで下から見ていても噴煙の迫力が違います。
夜中に車で山に行ったゲストさんが、赤いマグマの飛沫が火口から噴き上がる写真を撮ってきたので見せてもらいました。大変羨ましかったです。その後私も夜に一度行きましたがその時は残念ながら見えませんでした。いつまでこの噴火並びに活発な状態が続くか分かりませんが、暗闇に赤い放物線を描いてマグマの飛散する様子は今後自慢する為にも是非見てみたいです。

とはいえ、宿としてはキャンセルもありましたし、12月の予約状況はかなり少ないですし、山登りのゲストさんの為にも阿蘇山が早く落ち着いた状態に戻ってほしいところです。それに火山灰の降灰は相当厄介です。困ってます。



②奥さんの腰痛。

昨年の秋ごろから腰と足が痛いと言いだしてMRIを撮ったり、リハビリに通ったり、整体行ったり、病院も評判のいいらしいところを何件も回ったり、知り合いの方から気功まで紹介してもらって行ってみたりしましたが一向に良くならず、一時期はほぼ寝たきり状態までなっていました。光が見えたのは7月頃だったでしょうか、以前読んだ、『腰痛探検家 高野 秀行 (著)』の中で『腰痛放浪記 椅子がこわい 夏樹 静子 (著)』が紹介されていて読んでみたのですが、腰痛の原因は一般的に考えられているような外科的な疾患ばかりではないらしい、と気付いたことが分岐点でした。
その後、本人に『腰痛は<怒り>である 長谷川 淳史 (著) 』、『サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療 ジョン・E. サーノ (著)』を読ませたところ、目からウロコ的な気付きがあったようで読んでいる最中から徐々にですが、それでもはっきりと回復していくのが感じられたみたいでした。それから2ヵ月程で痛いと言わずに普通に歩き回れるまでに回復し、いまでは痛みもほぼ感じなくなりました。

実際腰痛に自信を持っているらしい病院では、割とすぐに「じゃあ手術しましょうか?」というような話になりがちだったので、腰痛に苦しんでる方で病院行ってもリハビリしても全然回復に向かっていると感じられない方がもしいらっしゃるなら、安易に手術に踏み切る前に上記の本(他にも同類の本が結構あります)ご一読おススメします。

当時は困りましたがほぼ全快した今思うと逆にいい気付きになったと思います。



③ねこ(ぎん)を拾う。

この子のせいではくが今でも家の中に入るのを拒否している状態でちょっと悲しいですが(はくにはすぐ外に床暖房付き別荘があるのでそこで寝ています)、あの時この子をウチに連れて来なければたぶん死んでしまったんじゃないかなと思うところもありますので、これもタイミングというか縁でしょう。


はくとぎんの仲よし化作戦をずーーっと展開していますが、当初よりはましになったものの、困難を極めています。はくを捕まえて連れてくる(捕まえないと来ない) → ぎんがじゃれつく → 少し我慢する → 調子に乗るなと殴られる(毎回)。


ぎんとキキ(犬)の仲よし化作戦ははくよりは進んでいる感じですが未だ道半ばです(キキは好きだがぎんがウザがる)。



はくとキキの仲よし化作戦はすでに諦めました(犬猫の仲)。


誰に似たのかはくは気難し屋で頑固なのです。

子供らしく家の中を縦横無尽に駆け回り、モノを落とし、ダメージを与え、時にはう○こ踏んだ足で飛びついてきたり、寝ている私の顔を平気で踏みつけたりしますが、かわいいので許します。かわいいは武器です。




毎年のことですが、振り返ると何かと反省もあります。おかげさまで今年も多くのゲストさんに来ていただきまして、大変ありがとうございました。私達の反省として、若干心の余裕の乏しい状態が多かったかなという気もしてますので、来年はもう少し時間を上手に使うよう考えながら、日常に空白を入れる工夫をしていきたいなと思ってます。そして変わらず阿蘇ベースがもっと良くなるようアレコレひとつひとつ改善していこうと思います。

というわけで来年も阿蘇ベースをどうぞよろしくお願い致します。みなさまよいお年を!