2014年6月26日木曜日

日本の敗因のひとつ。

ここのところワールドカップのことしか書いてませんが、日本代表のブラジルW杯が終わったことにも触れておかないとスッキリしない気もするので遅ればせながら少し触れておきます。

コロンビア戦もよく戦ったとは思いますが結果は残念でした。試合内容的には1戦目より2戦目、2戦目より3戦目と段々良くなりましたが、結局1勝も出来ずに敗退してしましました。

よく『自分たちのサッカーをすれば勝てる。』と選手達は言っていましたが、自分たちのサッカーというのは一番調子のよかった、手応えのあった、プレイしていて楽しかった、そして見ているほうも楽しかった時のサッカーということだと思いますが(例えばコンフェデ杯のイタリア戦とか)、自分たちのサッカーが本番で出来なかったということも含めて、これが今の日本の実力なのでしょう。

決勝トーナメント進出するのが当然、、みたいな空気があったような気がしますが、相手も当然勝つ気で研究してきますし、実力的には“自分たちのサッカー”が出来たら決勝トーナメント行けるかも、ぐらいがやはり現実的だったのではと思います。


私なりに強いて敗因をひとつだけ挙げてみると、監督をはじめ多くの選手がCMに出過ぎなんじゃないか、ということが思い当たります。

そんなもん関係あるかアホ、と思われるでしょうが、こういうところをストイックに引き締めていくことで、最後のちょっとした運を引き寄せることがあるという考え方もアリでしょう。

岡田武史元日本代表監督がよく言ってます、『神は細部に宿る』と。岡田監督ならCMなんか絶対に出ないやろと思ってましたが、一応確認の為ググってみたらなんと出てました↓。
http://youtu.be/x1gqhZSkANo
しかしこれは勝負の南アW杯後なので問題ないでしょう(しかもこのCMはちょっと面白い)。


よくハリウッド俳優が日本のCMに出て、何かたった一言日本語でしゃべったりするのを見た時、『ちゃんとしたキレイな日本人的発音を練習してしゃべりなさいよ。短ーいたったひと言なんだから。渡辺謙さんの爪の垢でも煎じて飲みなはれや。』とかいつも思うのですが、ザッケローニ監督も『チョウセンコソガ、カクシンヲツクル。』などとガッチガチのカタカナ発音で大変残念でした。こう言うちょっとしたところが最後の運を引き寄せられなかった原因なのかもしれません。ただザッケローニ監督は全然イタリア人らしくなくて(ジローラモさんとか、ベリッシモさんとかが私の想像するイタリア人の典型的なイメージ)、大変好感が持てるのですけれどもね。

本田選手がまたよく出てました。中田ヒデさんが昔よぉぉくCMに出てましたが、本田くんもまた同じ路線というか。おぉ、本田くんじゃん、アレ、また本田くんか、笑顔がイマイチ似合わないねえとか思いながら(あのカメラのCM)。
キャプテンハセベにもテレビ見ながらツッコミましたよ、エイトフォーかい!と。たしかに爽やかさ抜群の彼を起用した企業の狙いも分かりますが、こここそは逆に監督を起用していたらインパクトは相当だったと思います。

さらに川島選手も何かのCMに出ていたのを見たとき思わず呟きました。「カワシマよ、お前もか…。」と…。


ですので次回のW杯時は、あくまでコマーシャルの出演は控え目に、エイトフォーは監督に、で決勝トーナメント進出の可能性は相当上がってくるものと信じています。あくまで個人的な意見ですが。

とにかく選手監督はお疲れさまでした。結果は残念でしたが、勝負ごとですので負けることもあります。胸を張って帰って来てほしいですね。

2014年6月21日土曜日

可能性はなくはない。

世界最大のスポーツの祭典といわれるワールドカップといえど、フーン、とか、あっそ、とかその程度の感心しかない方々はそれなりにたくさんいらっしゃるようで、W杯期間中限定でリビングルームに置いてみたテレビですが、思いのほか見る人が少ないということが分かりました。というかW杯に多少なりとも興味のある人(特に欧州人)は先ず阿蘇まで来ないという阿蘇ベース調べの残念な事実らしきものが確認できました。

まあ基本的に6月はかなりのローシーズンなので、毎年この時期はどーせ梅雨だし、と考えることでゲストさんが少なくてショボくれがちな気持ちを和らげるのですが、今年はそれプラスW杯だし、と追加の理由もつきますのでいつもより元気です。

さてギリシャ戦、勝てなくもなさそうな相手、しかも相手は結構早い段階で10人になっただけに残念な結果でした。後半の45分は、アレもう残り15分?もう5分?、えっパワープレーすんの?ここはハマメッシの出番ちゃうんか、とかじりじりして見ながらあっという間に終わってしまいました。ここ数年で一番早い45分だった気がします。

これでグループリーグ突破はかなりキビしくなったなあと思ったのですが、今朝面白い記事を見つけました↓。

http://curazy.com/archives/15328


うーむ、なるほど。あれほどなんとか1点でも入れてくんねーかと思いながら見ていたのに、決勝トーナメントに進出することは1点差で勝とうが引き分けようがどっちにしろかなり難しくて、可能性としてはひょっとして引き分けのほうが高いのかもしれないとは全く目からウロコです。


とにかくまだ可能性はゼロではありません。日本代表の中で気落ちしている選手はいても諦めている選手はだれもいないでしょう。ここからの奇跡のグループリーグ突破、過度な期待が出来る状況ではすでに無いですが、まだほんの少ーし期待しながら応援しますよ。ガンバレ日本!

2014年6月15日日曜日

負けフラグ?

ワールドカップが始まり、おかげさまで予約状況は若干低調気味ですがワールドカップなのでこれは仕方ないでしょう。

むしろ、この時期に欧州のワールドカップ強豪国の方々の中で、ブラジルにワールドカップを見に行く以外に海外旅行に行こうとする人は変わり者と見なされてもしょうがない気もします。

その変わり者かもしれないゲストさんが一組宿泊されていますが、スペインの方なので気を使ってワールドカップの話題は振ってません。


とは言え、日本も苦い敗戦となりました。


今朝は清掃を後回しにして阿蘇ベースパブリックビューイングでみんな(といっても日本人3人だけでしたが)で応援しましたが、ため息のでる結果になり、大変残念でした。日本のいいところがほとんど出なかったというか、やはり一番大切な本番の舞台で持っている実力の最大値を出すというのは簡単なことではないのでしょう。


フラグが立つという言い方が近ごろよく使われますが、2、3日前の本田選手の「叩くのは大会終了後にしてほしい。今は選手と一緒に戦ってほしい。」というようなコメントを読んだ時、コレ、負けフラグじゃあないよな…、となんとなくイヤ~な予感がしたのでした。今日の試合終了後、そのことを思い出し、“あのとき感じたああ、予感は本物ぉ?”とダイヤモンドなど持ってないし興味もない私は一瞬考えましたが、その本田選手の発言は実は“初戦は負けるが2戦目3戦目は勝つので叩いてると後で恥かくよフラグ”なのではという気も、今となってはしないではありません。と言うかそう信じたいです。

ここから立て直して是非グループステージ突破してほしいです。日本ガンバレ!