2013年8月27日火曜日

親子連れ。

夏休みももうすぐ終わりです。
少し前の賑わった時期はとうに過ぎ、今週は、大丈夫か?と思うくらいすっかり落ち着きはらってしまっておりますが、その時期は親子連れの方も大勢お越しいただきました。


お母さんと娘さん息子さんの3人旅行のゲストさん。一番下の息子さんは小学校低学年くらいですが、大人に交じって将棋クラブに通っているというかわいらしいくりくり坊主といっては何ですが、くりくり坊主でした。その彼に、いかにも私と勝負したそうに「将棋強いですか?」と聞かれてしまいました。私は忙しいの半分、これは負けると思ったの半分で、はやばやと「やらないよ。」と逃げを打ってしまいました。大人のずるさに彼は失望したかもしれませんが、それもひとつの社会勉強でしょう(←そうかな?)。


1年ぶりに再訪していただきました父息子旅のゲストさん。韓国のゲストさんにベリーハンサムだと言われていた小学校4年生の息子さん、確かにジャニーズ事務所にいてもおかしくない整った顔立ちでしたが、非常にしっかりしていて感心しました。

お父さんが阿蘇ベースキッチンで作った朝ごはんを食べてから、ちょっと離れて遊んでいたか本でも読んでいた息子さんに向って、食べ終わった皿を指さしたお父さんのシブ~いひとこと。

「○○(名前)、洗え。


息子さんは素直に「はーい。」



エライ!と思いました。“いいね”ボタンがあったら押していたところです。



私も奥さんに一度は言ってみたいセリフです。


2013年8月20日火曜日

マタタビ。

昼間は相変わらずの暑さですが、朝晩は一番暑かったピークを過ぎ、さわやかな風と、空気が澄んでくっきり見える阿蘇の山々が、秋はもうすぐだなあと感じさせる今日この頃です。



先日、リピーターのゲストさんがわざわざお土産を持って来てくれました…。




何の変哲もない小枝のようで恐ろしい効力を秘めているマタタビです。

久しぶりだからでしょうか。以前あげた粉末マタタビとは比べ物にならない狂乱ぶりでした。顔中ヨダレまみれになりながら、狂ったようにこの枝を顔に擦りつけたりガジガジ噛んでいるはくを見ると、我が家のネコながら若干ひきます。



もしはくが人間のように笑うことが出来たら、“へへへ”でも“フフフ”でも“ハハハ”でも“おほほほ”でも“くすくす”でも“ケタケタ”でも“ゲラゲラ”でもなく、
「ウヒャヒャヒャヒャ!」と笑っていることでしょう。目を合わせるのは避けた方がよいタイプです。

マタタビを猫にあげたときにいつも思うのは、(コレ人間だったら確実に違法だよなー)です。

『隣の芝は青く見える』かもしれませんけど、猫の世界はユルそうで来世はネコもアリかなと時々あこがれるのですが、マタタビの熱狂が冷めた後の(また、つまらぬ物を斬ってしまった…。)とでも言いたげな空虚な様子を見ると、『人間も辛いけど、ネコも辛いのよ。』などと言っているようにも見えなくもありません。





2013年8月14日水曜日

賑わってます。

全国的に猛暑ですね。阿蘇は涼しいとよく言われるし、私達も阿蘇は熊本市内よりだいたい3~5℃も温度が低いんですよと自慢げによく言うのですが、そんな阿蘇でもクーラーなしでは厳しい暑さです。

そんな暑いお盆休み、阿蘇ベースでは去年と違い、連日満室に近いたくさんのゲストさんに来ていただいており、それはもうもちろん大変ありがたいのですが、息つく暇もないというと言い過ぎですが、息つく暇も不足気味です。こんな賑わいが続くのならば誰か手伝ってくれる方を雇うことを考えますが、来週になると今のところアレっというくらいスカスカなので難しいところです。

昨日などふたりして昼寝をしてしまい、パッと目が覚めるとチェックイン時間の16時を1分過ぎていてビビりました。遅刻です。多少疲れ気味なので、というのは社会人として通用しない言い訳です。申し訳ありません。

とにかく今週いっぱいはそんな賑わい、そして暑さが続きそうですのでがんばります!

2013年8月8日木曜日

フランス人は日本好きが多い。

3泊の予約などがたまに入ると大変うれしいのですが、6泊とかの予約が入ると(滅多にないんですが)何をするつもりなのだろうと若干不安になります。

4名様で6泊も予約されていたフランスのゲストさん、ウチに入ってきてパッと顔を見たときすぐ思い出しました。2年ほど前、息子さんと一緒にウチに泊まられたことのあるゲストさんでした。今回は奥さんともう一人の息子さんを連れていらっしゃいました。





フランスのゲストさんの中には熱烈な日本好きらしき方を少なからず見かけるのですが、彼も首には日本という文字が切り抜かれたネックレス(を裏表逆に付け)、肩には漢字で"愛"。



典型的な熱烈日本好きのフランス人です。旦那さんだけがそうなのかと思ったら奥さんもこのタトゥー。クールです。





リピートしてもらえたということは素直とてもにうれしいです。どの程度かは別として、少なくともまた泊まろうかなという程度には気に入っていただけたんだなと考えますので。

6泊も予約されたとなると、自分で言うのもなんですが、相当気に入ってくれたんだなと勝手に考えますのでとてもとても嬉しくなります。やや心配していた6泊の過ごし方ですが、毎日レンタカーであっちこっち行ってました。あっちとは例えば桜島です。遠いです。

2013年8月4日日曜日

ダディ。

毎日様々なゲストさんが訪れる宿で働いておりますので、中にはすこし変わった方もおられます。このような場所でご紹介するのはTPO的に相応しくないゲストさんもここだけの話、中にはいらっしゃるのですが、今回ご紹介させていただくゲストさんは変わってるなーとは思ったのですが、ここで書いても大丈夫だろうと思います。

父と息子ふたりでお泊まりいただいた高橋さん親子です。お父さんは日本育ちの日本人、お母さんも同じく、つまり生粋の日本人親子なのですが、7歳の息子さん、はっきりこう言いました。

「ぼく、お父さんと日本語でしゃべったことない。」

お父さん高校の時3年間ほどオーストラリアに住んでいたそうで、英語が大変お上手です。その英語力を生かして息子との会話は英語しか使いません。もうキッパリ、断固として会話は英語です。


“パパ”でもなく、“お父さん”、でもなく、“ダディ”と呼んでいるのを聞くと、ヨソの家庭のことながら、『そこまでせんでもよかろーに。』とココロの中で秘かに思ってしまいます。

しかしながら、話をすればきちんと受け答えが出来るし、小さいけれどもとてもしっかりしている様子を見ると、この教育熱心さも決して悪くはないのかもとも思います。

ひとつ間違いないのは、彼にとって学校の英語の授業はかったるくてしょうがなくなるでしょう。もしくはヒーローになってしまうか。調子に乗り過ぎると嫌われて苛められる可能性もあるので親としては窘める必要も出てくるでしょう。


などと、そんなことをぐるぐる考えていたら、高橋さん帰る前にウチに置いてくれたら、と本を1冊寄贈してくださいました。


外国人とどんどん話せる英会話トレーニングブック(MP3CD付き )

何と高橋さんの書いた本でした。





高橋さん、英会話スクールを経営されており、また英語学習の本を数冊出しておられます。
ははぁ、なるほど。それでここまで徹底しているのか、となんか納得しました。

この本は発売してすぐ増刷が決まったそうです。おめでとうございます!




お知らせ。

本日から阿蘇~大分間の豊肥本線開通しました(祝)。熊本~阿蘇~別府を結ぶ九州横断ルートの完全復活は、私達も首を長くして待ってました。