2012年6月23日土曜日

晴れました(昨日)。


 昨日は梅雨の中休み、久しぶりの晴天。

久しぶりにレンタルバイク(阿蘇ベースのですよ。)でプチツーリングに行ってきました。

こんな景色や


あんな景色の中、



風を切って走るのはやはり気持ちいいですね。来てみるとわかると思いますが、空の広さが都会とは全然違います。ずーっと街にいる方はたまにはこういう阿蘇のようなところに来てみたら命の洗濯になるかと思います。住んでいるわたしは洗濯のしすぎで縮んだりヨレヨレになったりするかというと全っ然しませんね。阿蘇はそれほどスバラシイのです。




HONDA PCXです。125ccスクーターの中では一番かっこいいと個人的には思ってます。
アイドリングストップ機能付きのバイクですが信号も渋滞もあまりないし、その機能いらないからその分安くしてくれたらよかったのにとか、全く無意味なことを考えたりします。

2012年6月19日火曜日

コーべビーフ。



あるアメリカのゲストさんと。
「次はどこへ行くんですか?」
「神戸よ!コーべビーフを食べに行くの!」

また別のオーストラリアのゲストさん、
「あそこのスーパーで脂肪が細かく入った牛肉を見たんだけど、あれはコーべビーフなのか?」

少し前にたて続けにあったやりとりです。







欧米人の神戸ビーフに対する知名度はSUSHI、TENPURAの次に来るのではないかと思う程高いです。飛騨牛や米沢牛や松坂牛や豊後牛等々全国にブランド牛はありますが、“KOBE BEEF”の知名度がダントツに高いような気がします。

私は特に畜産業に詳しくもないので果たしてこれが神戸牛だけなのかは知りませんが、“牛にビールを飲ませて”、“毎日マッサージをしている”、ということを欧米の実に多くの方々が知っているようです。

私が昔アメリカに出張していた時よくテレビを見ていたのですが、神戸ビーフの話題や特集が放送されたことも一度や二度ではなかったと思います。

例えば私が『MAN VS. WILD』、『THE SIMPSONS』に続いて楽しみにしていた番組に『BIZARRE FOOD』(奇妙な食べ物)というのがありました。それはスキンヘッドのかわいらしい顔をした太ったおっさん(確か料理人だったと思う)が世界各国を訪ねてその国のいわゆるゲテモノ料理を食べまくるという番組でした。
もちろん日本にも来まして、もう忘れましたがカエルとか、何かの心臓を生で食べたりとか、日本のおっさんと焼き鳥食い競争なんかしてたと思います。その番組の終盤、何故かそのおっさん神戸へ行って神戸ビーフも食べていました。大変おいしそうで、実際間違いなくおいしいだろう神戸ビーフのステーキをおいしそうに食べているおっさんを見て、「おいおい、何してんねん!趣旨ちゃうやろ!」と思ったものです。

つまりそれほど神戸ビーフは欧米人のハートをわしづかみにしているのです。



うらやましい!と思うのです。阿蘇牛だって…。


やはり神戸ビーフの“ビールを飲ませる”というインパクトはかなり大きいものがありますので阿蘇でもこれに対抗して、例えば“ウイスキーをダブルで飲ませています!”とか“毎日温泉に入れています!”とか何かインパクトのあることをしてほしいところです。そうしたら阿蘇牛のブランドの価値が爆発的に上がって、火口を見るために、山歩きするために、温泉入るために、の+αとして“ASO BEEFを食べるために”海外からわんさかゲストさんが来るようになるんじゃないか…、などと淡い妄想をしている今日この頃です。

2012年6月14日木曜日

ぼやき。


6月です。6月は旅行者が少なく、先ほどもがらんとしたリビングルームを腕組みして眺めながらウーム、どうしたものか、といろいろ考えているようであまり何も考えていなかったりしてました。




きのうさんにん、きょうふたり、あしたひとり、あさってひとり…。ポツポツ、ポツ、ポツ…。みなさん出来ればまとめて来てくれないかなあ(と本音をポロリ…)。



なんか久しぶりにブログを書くかと思ったらまたゲストさんの少なさをボヤいてしまいました。私は何事にもポジティブだぜぇ、と自信を持って言えるような人間では全くないのでよくボヤキますが勘弁してください。


やはり梅雨の6月。雨が降ったり天気が悪いと阿蘇の魅力っていうのは半減してしまうというのはそれは確かにそうなのですが、でもなんといっても、何度も言うように世界の阿蘇ですから、みなさんもうちょっとなんとか来ていただけないでしょうか。

…と試しに書いてみると、ふと、昔広島に住み始めたときに何度か来た新聞購読の勧誘の方を思い出しました。
その方は、「なんとかとっていただけませんか。お願いします。そこを何とかお願いできませんかっ!お願いしますっっ!!」
と、毎度土下座をせんばかりに頭を深く下げられて、混じりっ気なし、ド直球の懇願作戦をされる方でした。私は新聞を取るつもりはなかったので、彼の必死さに多少心動かされつつも申し訳ないけど…、と結局断り切りました。


阿蘇に来てください、来てください、と言い続けるだけでホントに来てくれるならナンボでも言いますが、実際はそんなカンタンにいくものではないですからね。

まあ6月ですから、多少諦めの気持ちもあります。でも出来ればみなさんまとめて来てくれないかなあ…(と本音をポロリ←2度目)。

2012年6月9日土曜日

テレビは無い。




先日、「部屋にテレビありますか?」と問い合わせの電話がありました。

いやないんですよと言うと、「でもリビングとかにはあるんですよねえ。」とおっしゃいます。

いやないんですよと言うと残念そうに電話を切られました。

たまーーーにですが同じことを聞かれます。私の本音をぶっちゃけてしまうと、(フーン。折角の旅行中なのにそおーんなにテレビが見たいのデスカ?フーン。)と若干冷ややかなまなざしになってしまいます。


阿蘇ベースはプライベートの部屋もありますし、ドミトリー(相部屋)も慣れていない方でもなるべく快適に過ごしていただけるようにいろいろと考えて作りましたが、テレビはありません。

ウチももちろん宿泊施設ですが、ホテルとは性格というか特徴が違い、できれば旅行者同士で交流してもらうことを目的として間取りなど考えております。


テレビがあることで旅行者同士が話を始める機会を多少でも奪ってしまうと私は考えてますのでテレビは初めから置いてませんしこれからも基本置きません(テレビがあるところは良くないという意味ではないですけどね)。

さっきまでお互い知らない者同士だった旅行者達がしばらくして楽しそうに喋っていたりするのを見ると、私としても秘かにヤッタぜと実際何もしてなくても何だか仕事をした気になり晩酌のビールがおいしくなります。




で、おそらくその電話された方だと思うのですが、男子二人組、結局ウチに来られました。そして言いました。

「あのー、今晩サッカー見たいんですけど、この辺スポーツバーみたいなところありませんかねえ。」


え、サッカー?なになに代表戦?オマーンと。アレ、もうワールドカップ最終予選始まるんですか!?最近あんまりニュースも見ないし新聞も3週間分位を後からまとめてざっと読むだけだので全然知りませんでした。

そういうことなら全然納得です。冷ややかなまなざし、深く謝罪致します。



でもスポーツバーとかそんな気の利いた場所はこのへんにはありませんからねえ。ただ、ここから徒歩2分の温泉、夢の湯さんにはテレビがあるので、温泉入れば代表戦ならチャンネルを占拠しても誰からも文句は出ないでしょう、と伝えてしまいました(夢の湯さん、勝手にスミマセン。いつもお世話になっております!)。


そして彼らはその温泉に行き、ちゃんと見れたし、勝ったしで大変満足されて帰ってきました。


そして昨日のヨルダン戦は6得点快勝。
日本調子いいですねー。12日対戦のオーストラリアはなかなか強いと思いますが、今の日本なら蹴散らしてくれるでしょう。楽しみです。

2012年6月3日日曜日

デビュー。

東京から何度も来て頂いてる阿蘇好きSさん。今回は短い期間ですが、ヘルパーとして手伝ってもらっています(ヘルパーさんは引き続き募集中です)。

彼女が滞在しているうちに一度飲もうかと思ってましたので、こちらもまた何度も来ていただいている(数えたらなんともう7回目ですって。いつもありがとうございます!)熊本のT夫妻もいらっしゃった先日、みなさんで軽く飲みました。

よくよくお話しをしてみるとTさん、熊本のラジオ局でDJをしてらっしゃるとのことが発覚。今度番組聞かせてもらいますね。奥さんは英語ペラペラなのは知ってましたが、昔南米アマゾンで1年間住んでいたということも発覚。やはり飲むといろいろなことが発覚します。


皆ある程度酔いもまわり、気持ちよくなったところでハーモニカの演奏をされるSさんに少し披露していただきました。
実は私もSさんの影響でハーモニカを始めてここ1ヶ月半くらいは休み時間には誰もいない公園に行っては秘かに練習をしていました。そんなことをSさんがしゃべってしまうものですから遊びに来ていた友人Yさん、得意のムチャ振りの矛先が私に向かってきてしまいました。私は人前でしゃべるとか、人前で何かするとか可能な限り避けて通りたい人間ですので、秘かに恐れていた展開に内心し、しまった(←Yさんに知られてしまい)、と思いました。


基本的にはホントに嫌なら断固拒否して“びっくり水”のように皆の盛り上がりを一瞬で冷ますことも厭わないくらいの覚悟を持って生きていますが(←どんな覚悟だ)、今回に関しては人も少ないし、ちょっと酔ってるし、まあいーかと人生初の人前演奏デビューをしてしまいました。キラキラ星にしようかとも思いましたが、やはりここはこれを演奏するためにハープを買ったと言っても過言ではないコレ↓。



初心者なので終盤の長いパートはまだ無理ですが、それなりにすこしだけ演りました。

運動会のかけっこでビリの人に贈られるような、あたたかくてすこし切ない盛大な拍手をいただきクセになりそうでしたが、いつかは切なさの混じらない拍手ももらえるようもっと練習します。