2011年7月29日金曜日

最後の最後で。


無残に割れたカウルをガムテープで応急処置。沖縄近くの離島で働き、明日の熊本から東京へのフライト前にこのバイクを引き取ってもらう予定の看護婦さんのひらさわさん、旅の最後の最後で痛恨の事故。カーブで中央線をはみ出してきた対向車を避けようとして曲がりきらずに転倒。車はそのまま行ってしまったそうです。本人は幸いにも骨に異常がある程の大けがまでは負わなかったですが、無傷と言うわけにはいかず、服も破れ手や足に傷を負ってしまいました。

中岳、高岳登山に行く予定だった彼女、病院で今日は大人しくしてなさいとのアドバイスにもかかわらず、『このまま最後の日をどんよりと過ごすわけにはいかない!』と当初の予定を変えることなく果敢に登山決行。

昨日もジョギングに出てましたし普段からかなり鍛えているらしく、かかった時間を聞くと普通の人よりかなり速いペースで登ってきたようです。

若干姉御肌的で、芯の強そうな印象でしたが、印象通りの強さを如何なく発揮されてました。全く逞しい。「登ってきてよかった―。」と後で言ってましたが、けが人ですのであまり無理なさらずお大事に。

旅での事故や病気が、後日笑い話になるくらいならよいのですけどねー。

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