2011年1月22日土曜日

毎朝のたたかい

Winter Closure(冬季休業)に入り、はやいもので、すでに10日も経ってしまったようです。

今年の冬は全国的に例年にない寒さのようですが、ホント―に寒いですね。先日など、朝起きてベッド横の温度計付きデジタル置時計を見てみると2.7℃の表示。私は思わず「外か!」とツッコまずにはいられませんでした。こんなに寒いと、何時までに仕事に行かなきゃいけない、というイケナイ=MUSTが無い限り、とにかく布団から出ることが出来ません。

「やらにゃーイカンなー。」ということも実際たくさんあることはあるのですが、やらにゃーイカンなー、の前に“いつか、”とか、“近いうちに、”がついているので、まずは、“朝、布団の中から脱出する”という非常にキビシイたたかいに勝利することに全精力を傾ける必要があるのです。心配しなくても最後には必ず勝つのですが、勝つまでに1、2時間かかってしまうのが少々問題です。


しかし、二度寝が許されるってのは、なんてシアワセなんでしょう…。

そんなうだうだな今日この頃の私ですが、本日は天気も良かったので久しぶりに火口および砂千里付近に行って少しウロウロしてみました。



写真でみると、まるで雪国みたいじゃあないですか?結構雪残ってますよ。

2011年1月13日木曜日

トウガラシの辛さとマスタードの辛さ。




先日、Momoさんという、お父さんが日本人でお母さんがドイツ人の見るからに優しそうな、そして実際とてもジェントルマンなジャーマンの若者にご宿泊いただきました。Momoといえばエンデのあの名作のイメージが強いので、女性の名前なのかと思ってましたが、だいぶ前のオーストリアのゲストさんにおススメされて最近読んだ『ペルセポリス』というイランのマンガ(とても、良かったです)にもMomoというモヒカン男性が出てきたし、特に女性の名前といういうわけではないようです。


話はすこし逸れますが、以前エンデのMomoを読んで、とてもカンドーしたので私がオーストラリアにいたその昔、英語でも(勉強の為に)読んでみようとしたことがあります。本屋さんで探してそれを見つけたとき、表紙のMomoが私のイメージとあまりにもかけ離れていて「いや、モモはこんな子ちゃう。」と少しだけ怒りが湧いてしまったのを覚えています。

こんなです↓。





今回書こうと思ったのは実はそんなことではなく、彼が帰り際に「おいしいから食べてよ。」プレゼントしてくれたマスタードでひとつ思うところがあったので、そのことをすこしおはなしさせてもらおうかと思います。

辛い、辛いと一口に言いますが、辛さには種類があり、トウガラシの辛さとマスタードやワサビの辛さは全く違います。

トウガラシに代表される、よく火を吹くように辛いと形容される辛さは、ホントぉーに辛いのに当たってしまうと水を飲んでもダメ、走り回ってもダメ、ただただ汗をかきながら真夏の犬のようにハァハァと舌を冷やす呼吸法で辛さが引くのを時間をかけて待つしかない“ヒーハー発汗系”の辛さです。

対するマスタードやワサビの辛さは鼻の奥のほうに瞬間的にガツンと来る“ツーン涙目系”の辛さです。

この全く違う辛さをひと括りに“辛い”としてしまうのは形容詞としてやや無理があるのではないか、と結構昔から思ってました。


例えば、ワサビなどのツーン涙目系の辛さはカラいではなく、カツいラくてーンとくる、の略)にする、とかですね。「うぉ、カっツ!!ワサビ効きすぎこの鉄火巻き!」とか言ってもそれほど違和感を感じないような気がしますがどうでしょう。




そしてMomoさんのくれたマスタード、やはりそのへんのスーパーの洋風ねりからしとはひと味もふた味も違ってとてもおいしいです。結構なスピードで消費させてもらってます。どうもありがとう!良い旅を!


2011年1月9日日曜日

SNOW MAN

正月に名古屋からやってきた姉家族が阿蘇ベースの庭先に小さなSNOW MANを作っていきました。


…九日目。




即身仏のようになって、まだ、かろうじて生きているようです。

2011年1月7日金曜日

冬季休業のお知らせ

ASO BASE BACKPACKERSは1月11日より、冬季休業に入らせていただきます。


昨年の冬を通して営業していたときに、あまりのゲストさんの少なさに愕然とし、これならいっそのこと休んでしまった方がいいだろう、と思ったことも事実ですが、一部本音の部分でただ単に「休みたい。」と生来のなまくらな考えがあったことも白状しておきましょう。

まあ、基本的にゲストさんが全く来ない日が2日続かない限りは1日丸ごと休みという日はないですし(ゲストさんが出発してから掃除をしますし、次の日はゲストさんがきますから)、そもそも日頃から日本人は働きすぎ、というか仕事をしている時間が長すぎだよなー、と思っている人間ですので、ゲストさんが大変少ないこの時期に、私達もひと休みさせていただきたく思っています。休業期間中にご宿泊を希望されていた方がもしおられましたら、それは大変申し訳ないですが、皆さまのご理解のほどよろしくお願い申し上げます。




ひとつ私達の冬季休業を正当化するエピソードをご紹介します。

私達はゲストハウス開業の為にそれなりにいろいろほかのお宿さんを見させていただいたのですが、そのひとつで、オーナーさんが疲れきっているのが印象に残っている宿がありました。お話を伺うと「なんかもう、疲れちゃってねー。」といかにも疲れ切った表情で仰ってました。そこは食事も提供するところですのでやはりそれは過酷なんでしょう。しかし、これではイカンな、と思ったのも事実です。毎日新しいゲストさんが旅行中のテンションで(旅行中は普段よりテンションあがりますよね。)来るのに、迎える側が疲れきった表情でお迎えするのはやはりNGだと思います。

ただし、今後阿蘇ベースにお越しの皆さま、オーナーテンション低いじゃないか、とがっかりされないようにお願いします。私自身基本的テンションは低い性質です。しかし、出来る限りニコヤカにお迎えさせていただいております。ニコヤカでもないゾ、という方、そのときは犬も食わない夫婦ゲンカの最中かもしれませんので、そこはお察し下さい。


そして、2月23日(水)より、阿蘇ベースはリフレッシュして再開します!
このブログは引き続きちらほらと緩く更新していこうと思ってますのでよろしくお願い致します。

2011年1月4日火曜日

あけましておめでとうございます。

少々遅れましたが、あけましておめでとうございます。

皆さま、本年も ASO BASE BACKPACKERS を何卒よろしくお願い申し上げます。

お正月は旅の達人シローさん率いる、いとこさん+日本語ペラペラアメリカ人大学院生のゆかいな3人組が去年の大みそかに引き続きご宿泊いただきました。また、チェックイン時、どこかで見たおカオだなあと思って「あのぉ~、以前コチラに来られたこと…、あります?」と聞いてみると昨年も元旦にお泊りいただいたという鳥巣さんも再びのご宿泊。二日には母と息子の歩き旅行派の宮本さん親子(前回は阿蘇から熊本まで歩かれましたし、以前にも熊本から大分まで歩かれてます。)も2度目のご宿泊においでいただきました。

以前泊まってまた再度来ていただけるというのは、それなりに気に入っていただいたということでもあると思いますので、私達にとっては、それはとても嬉しいことです。

阿蘇は春夏秋冬それぞれ山の色が変わります。春は野焼きで黒くなり、夏は草原の緑、秋はすすきの黄金色、冬は白い雪化粧。四季折々美しい表情を見せてくれます。一度と言わず、何度でもお越しください。阿蘇はマーライオンのように(←例えば、ですよ)一度見ときゃージューブンやー、っていうところではありませんよー。


それでは、今年が皆さんにとって幸せな一年になりますように!