2010年1月31日日曜日

surprise

I rushed to Aso station to catch up Daniel and Yeni a short time later they left for Fukuoka, to collect the room key that they forgot to return.

Halfway to the station, I found them walking toward South, opposite direction to the station. They also found me waving hand. I just thought they realized the key and came back to ASO BASE to return it. But it was not. They bought some flowers for us.



I don't think I could express my gratitude as much as I feel. Maybe I always don't.
You don't have to of course, but I greatly appreciate it.

We are just happy if our guests spend a good time in ASO BASE BACKPACKERS.

My wife was surprised to see me holding flowers, though she knew those are not from me at a glance. She also thrilled by your thoughtfulness .

Cheers Daniel and Yeni!

2010年1月30日土曜日

ラッキーって

デンマークのJeanetteさん。彼女も旅のツワモノのひとりです。阿蘇山の南側へ道なき道を歩いて下山し、高森という駅から電車で阿蘇山をぐるーっと回ってASO BASEに帰って来た初めてのお客さんです。何がすごいかって、今晩も宿泊すると決まっているウチは阿蘇山の北側にあるのにもかかわらず、阿蘇山トレッキング中、南側の眼下に町が見えたので「まあ町があるから電車も通っているんじゃなかろーか。だから阿蘇駅まで電車乗って帰れるんじゃなかろーか。」と、そこに電車が通っているかの確証も何もないまま、今晩の宿とは正反対の方向に下山するという決断が出来てしまうことです。「電車が通ってなかったら帰れないからあっち側へ下りたらマズいだろう。」という手堅いけれども当然の決断を由とせず、まあ何とかなるだろう、とりあえず行ってみようと、あえて冒険に出る彼女は明らかにオトコマエです。

1年間で世界を周る予定のまだ序章と言えるでしょうか、1カ国目の日本を自転車時々電車で旅をして現在3週間目の彼女。本業とは別に乗馬馬の調教をやっているそうで、南米では馬に乗って旅をする予定とのこと。うーん、益々タダモノではない。

しかし、ツワモノオーラを出すでもなく、しなやかに旅する彼女の本当の素晴らしさは、彼女のこんなひとことからもうかがい知ることが出来ます。

"If you smile to the world, the world smiles back to you."


いやー、いいこと言うなぁ!

副業である馬の調教で本業よりも随分と稼いだという彼女。わたしはとてもラッキーだったと言ってました。
ラッキー?まあ、それもそうかもしれません。でも本当はラッキーが寄ってくる要素を彼女のほうが持っている、ということなんですよね。



Good luck in the rest of your travel, Jeanette!

2010年1月29日金曜日

九州に旅人を。

長崎のゲストハウス、あかりさんのスタッフの方が、ASO BASEに突然ひょっこり立ち寄ってくれました。「1年ぶりくらいですかねー?」と、元気そうです。
そうか、言われてみるとあれから1年しか経ってないんだなぁ、と意外な気がします。1年前は、ASO BASE BACKPACKERSがどのような宿になるのか?そもそも出来るのか?お金も借りられるかどうかも分からないのに…、という『確かなものは何もない』状態でしたから、ずいぶんと盛りだくさんの1年だったなぁ、と数秒間遠い目をしながら感慨にふけってしまいました。イヤしかし、私は遠い目をするほど人間的に成長したわけでも、何かを成し遂げたわけでもアリマセン。洗濯物を畳むのも苦手ですし。…遠い目禁止。

その彼は長崎を、そして九州をもっともっと盛り上げていきたい、というアツい想いを語ってくれました。私はナルホド、と思ったり、うんうんと頷いたり、感心したり。

そうですね。日本を旅する旅行者にもっと九州の魅力を訴えていきたいですよね。トーキョー、キョートだけじゃなく日本の西の端の島にもこんなにいいとこあるよー、と。広島でUターンせんといてー、と。


こんな至言がぼんやりとアタマをよぎりました。

Doing business without advertising is like winking at a girl in the dark: You know what you are doing, but nobody else does.
-Edgar Watson Howe-

広告なしでビジネスをするのは、暗闇で女性にウィンクするようなものだ。自分では何をしているか分かっていても、他の人は誰も知らないのだ。
~エドガー・W・ハウ~



ASO BASE BACKPACKERSも今後は何らかの形で徐々に宣伝活動にも力を入れていかなくては、と思ってます。この冬の惨状(笑)を経験してみると特に。

2010年1月26日火曜日

Dance Lesson

とある日のASO BASE内でのひとコマ。




ロシア出身イタリア在住、5ヶ国語(日本語もイケます)堪能、眼鏡が似合う敏腕女性社長風に見えますが、実はチェブラーシカ大好きの美人フォトグラファー、Valentinaさんと旦那さんのCiroさんによるダンス教室が突発的に開催。

『ステップはこう踏むのよっ!』
と、言ったとか言わないとか…。

2010年1月25日月曜日

老眼かいっっ!!!

100円ショップで備品を物色中、コレ↓、が目に飛び込んできました。心の中で激しくツッコみ、コソコソ写真まで撮ってしまいました。



その若さで・・・ねぇ。

2010年1月24日日曜日

うだうだOK

いろいろお世話になった妻の元同僚が広島から高速1000円で遊びに来てくれました。コチラ、ずいぶんとダラダラ感のあるスナップショットです。



たまにはいつもの街からちょいと離れて、日常からもちょいと外れて、のんびり、うだうだ過ごしてみてはいかがですか?

ASO BASEのキッチンで料理して、食べて、お酒飲んで、おしゃべりして、おなかいっぱいになって、洗いものして、こたつに入って、お茶飲んで、漫画読んで、眠くなって、寝る。

そんな休日も、、よきかな。

2010年1月20日水曜日

染物と宿 中島屋さん

熊本市中心部に新ホステル登場!
染師のオーナー中島さん入魂の宿、染物と宿の奇跡の出会い、『染物と宿の中島屋』さんです。



和風で統一された店内は上品に装飾され、ドミトリールームは都市のホステルとしては太っ腹な2段ベッド無し。貴方の上には誰も寝ません。リビングスペースには巨大なテレビがあり、映画館か、と思わずツッコミそうです。そして屋上。オーシャンビューでなくとも、熊本城ビューがバッチリです。火の国まつりの花火の時なんか、ここで花火見ながらビール飲んじゃったりしたらサイコーでしょうね。もうホント、特等席です。

頑張っている同業ホステルさんを見るとASO BASEも頑張らねば、とよい刺激になります。不本意ながら、閑古鳥の鳴き声が耳に痛い今日この頃のASO BASEですが、来年以降は冬季の閑散期でももう少しだけ賑やかな宿になるよう、一歩一歩ぼちぼちと進化させてていきたいと思ってます。

2010年1月14日木曜日

絶対に負けられない戦い

開業して1ヶ月以上経ちますが、ずーっと置いてあった棋盤に初めて食いついてきたお客さんが現れました。ピアノも弾ける海軍軍人、Brendan少尉(22歳)です。

「これは何?」
「これはショーギ、ジャパニーズチェスさ。」
「やり方教えておくれ。」
「いいよ。」

てな訳で、駒の呼び名から、動かし方、最初の並べ方等の基本的なルールを教え、いざ勝負です。

実際私は将棋を指すことなど高校生の時以来ではないかと思いますし、将棋好きの人を除いた将棋の強さを5段階評価しても恐らく2くらいの実力しかないでしょう。しかし、言ってみれば私は彼にとって将棋を教えた先生、師匠にあたります。いつか師匠も弟子に抜かれるときが来るかもしれませんが、先程まで駒の動かし方も知らなかった人間に1日2日で抜かれてしまっては、心に一生残る傷を負うことになります。絶対に負けられない!、と心の中でつぶやき、フレンドリーマッチ気分のBrendanに羽生にらみをあびせかけます。手加減一切なし。焦れる彼に構わず10数分の長考も挟みます。本気ですから。意地とプライドがかかってますから。



・・・勝ちました。3戦3勝。心の中でガッツポーズ、そしてどや顔。どうだ、参ったか!








・・・大人げないですかね?

2010年1月9日土曜日

寒い

阿蘇でバックパッカーズをオープンさせてもらったのですが、私はもともと阿蘇の出身というわけではありません。引っ越してくるとき、阿蘇が地元のたくさんの方々から、阿蘇の冬は寒かよ~~、という話を何度も聞いておりましたので心の準備は出来ていました。心の準備は出来ていたのですが、やはり寒さは厳しく、毎朝布団から出るのことに多大な精神力を要します。でも、半端に寒くて雪もまったく積もらない所よりは、阿蘇のように滝までも凍ってしまう所のほうがはるかにおもしろいってもんです。初めて迎える阿蘇の冬。2階から望む美しく雪化粧された山々。何年ぶりだろうか、右足中指&薬指&小指のトリプルフィンガーに発症した、“しもやけになりかけ”的な痒さ…。阿蘇に住むことが出来て本当に嬉しいです。



最近は、朝外の温度計を見て0℃より高かったりすると、なんやこんなもんなんか、とちょっとさびしい気持ちになります。

2010年1月8日金曜日

ランキング

ASO BASE BACKPACKERSの近く(歩いて20分弱)にはカドリードミニオンがあります。ご存知の方も多いかと思いますが、ここにはあの天才チンパンジー、パンくんがいます。この間たまたまカドリードミニオンの横を車で通りかかったら、車道横で綺麗な女性がある方向を見つめてニコニコしていました。視線の先を追ってみると、テレビクルーらしき人々が何か撮影しています。





『あっ、志村けんだ!!
『パンくんもいる!自転車乗ってる!』

それは、私の人生において生で見た有名人大物度ランキングの1位の座を、舘ひろしが志村さんに奪われた瞬間でした。先日はピンクの電話のぽっちゃりの方が草千里で旅番組か何かの撮影されているところを見たのですが、その瞬間同時に彼女はパンくんの下にランキングを落としてしまいました。

有名人に会える町、それが阿蘇…。


2010年1月6日水曜日

コンドーム

先日のことです。韓国からの、ややご年配(40~50歳位)のお客さんがAso Baseに宿泊されました。うちのスタッフである妻(韓国人)とそのお客さんが何やらしゃべってます。

「XXXX コンドーム XXXXXXXXX!」
「** コンドーム ****。。。。」

私は、(お客さんとなにしゃべってんねん!)と思いながら横で聞いていました。
で、そのうち妻(韓国人)が私に振って来ました。

「コンドーム知ってる?」
「ん?」・・・(イヤ、俺も大人だからそりゃ知っとるけど…。アンタだって知ってるやろ。)

「コンドームほしいんだって。どこで買える?」
「ん~、」・・・(や、薬局だろうな。近くではどこにあるっけ・・・しっかし、何やねん、この話題。)

「子供にお土産なんだって。」

「ん!?」・・・(ん!?)

そのお客さんも私の目をまっすぐ見てコンドーム!コンドーム!」と連呼しています。

私の怪訝そうな顔を知ってか知らずか、そのお客さん一枚の紙を私に見せました。そこには、






“GUNDAM”

と書いてありました。

「あっ、ああ。そ、そのガンダムね。プラモデルでいいの?」
と、内心の動揺を隠しつつ、街のおもちゃ屋さんにあるとおもいますよ、とアドバイスしときました。

間違いなく、ガンダムの『ガ』は『ゴ』と『コ』の中間くらいの発音、『ダ』に至っては完ぺきに『ド』言ってましたからね。

こんな勘違いも言ってみれば国際交流の醍醐味です。

2010年1月5日火曜日

正月の終わり

正月は昔から一番好きな時期でした。正確に言うと、元旦を迎えるまで、です。実際正月も一日を過ぎると日常生活の足音がひたひたと頭の隅のほうから聞こえてきて、『はぁ~~、あと2日でまた仕事かぁぁ…』とか、そらため息のひとつやふたつ出るっちゅーもんでした。この正月終わりの虚無感、とでもいいましょうか、それを抑えるにはどうすればいいのか?せっかくなのでちょっと考えてみたところ、20分で答えが出ました。私なりに。



…正月も働けばいいのです。私も今までそこそこいろいろな仕事をしてきまして、中にはあまり正月も関係のない仕事もありましたので、素直にそー思いました。

…始まって間もないこのブログを読んでいる人なぞいるのかいないのか分かりませんが、何となくほのかなブーイングが聞こえます。すみません、お役に立てなくて。

すでに多くの方が仕事始めされたかと思いますが、お仕事本当にお疲れ様です!!

2010年1月4日月曜日

KISS

先日オーストラリアのお客さんと少々しゃべってましたら、ウインドウズは使いにくい、俺はマックしか使わん、という話しに流れていきまして、あーそーなんですかと聞いていたのですが、そのときこんな言葉を教えてもらいました。

Keep It Simple, Stupid! (単純にせやあ、たーけ!≒単純にしとけ、バカモン!)

後でググってみると結構有名な言葉のようなので、知らなかったのは自分の無学を公表するようで少々恥ずかしいのですが、KISSの法則、というやつです。何事もごちゃごちゃと複雑にせず、シンプルにしたほうが何かと具合がよろしい、ということでしょうか。デザイナーや技術者の世界で良く使われるようなのですが、人生にも当てはまりそうな言葉じゃありませんか?『Keep it simple, stupid!』、声に出して読みたい英語ですね(でしょうか?)。

手ごわい

先日、ひとり増えた家族を連れて古い友人が大阪から遊びに来てくれました。特別子供好きでもなかった彼ですが、
いやー、まさかのカワイさですわ~と目をハの字にして言ってました。親になるとそうなんでしょうねぇ。小さい子ならばだれでもかわいい、とはあまり思わない私ですが、でもこの娘は確かにカワイイ。初めに抱っこしようとして大泣きされたので、その後はあの手この手で徐々に仲良くなろうとしたのですが、2泊3日の滞在中、最後まで抱っこしようとすると雲行きが怪しくなり、結局抱っこまではムリでした。海苔アーンで食べさせてもらえるとこまでは行ったんですがね…。こないだ来た知り合い家族の男の子とは結構仲良くなれたのになぁ。ウーン、やっぱり女の子は手ごわい。

あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

宿がオープンしてから約2ヵ月。まだまだ何かと落ち着かない毎日を送っておりますが、新年を迎え、ひっそりとブログを始めさせていただきます。

まず始めに、遅ればせながら宿をオープンするにあたり本当に多くの方々に助けられたことに感謝したいと思います。いろいろお世話になりっぱなしのホステルオーナーのI社長、Kさん、Aso Baseを建てていただきました坂本技建さん、皆さん職人魂を十二分に発揮していただきました。その太っ腹社長には、鎧や屋久杉テーブル、その他もろもろ、どうぞもってってといただいてしまいました。建築プロデューサーのTさん、土地探しからいろいろお世話になったKさん。実際は他にもまだまだたくさんの方に助けていただき、数々の考えられないような幸運にも恵まれ、自分自身大満足の宿を建てることが出来ました。本当に皆さん、どうもありがとうございました。また、今までに当宿に宿泊されたお客さま、どうもありがとうございました。機会があれば是非ゼヒまたどうぞ。

歳がばれちゃうんですけど今年は年男なんで、いい年間違いナシ!ではないかと全く根拠のない自信、もしくは希望のようなものが確実に在るのですが、オープン前の予測よりお客さんはしょーじきトテモ少なくて、不安に駆られなくもない年明け早々です。とりあえず、”何とかなるさ精神”で春くらいまで我慢ですね。今のところまだ、“尻に火が付いている”状況でもないので(春になってもこのような状況なら『点火』となりますが・・・)、今のうちに宿に関するいろいろな準備出来てないところをひとつひとつツブしていかねば、と思ってます。

では、本年もASO BASE BACKPACKERSをどうぞよろしくお願い致します!!